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JavaScriptパターン ―優れたアプリケーションのための作法
- 作者: Stoyan Stefanov,豊福剛
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2011/02/16
- メディア: 大型本
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2章から4章までは、JavaScriptの実装パターンになりますかね、実装の時の注意点が書いてある感じです。
5章はモジュールパターンなどが説明されていて、設計に近い話になっていきます。実装とは切っても切れないわけではありますが。
6章のコード再利用パターンは、主に継承の話になっています。JavaScriptではクラスはないので、クラスっぽい継承の仕方とJavaScriptっぽい継承の仕方(モダンなと表現されています)が書かれていて非常に勉強になりますね。
7章はGoFのデザインパターンのいくつかを、JavaScriptで表現するとどうなるのかが書かれています。適時応用していきたいところかと思います。
8章はブラウザ上での話になります。DOM操作、イベント処理、非同期処理、パフォーマンスのための読み込み処理について書かれている感じになっています。
Webアプリを前提ではなく、純粋にJavaScriptでのパターンがメインの話になっています。
プロトタイプについて曖昧な理解だったのですが、5章6章あたりを読むとよくわかるんじゃないかと思います。