- 作者: 渡嘉敷守
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2010/12/02
- メディア: 単行本
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第4章は、リソース作成ですね。アプリの背景とかの素材を作っていきます。リソースは別に画像だけじゃなくて、音声とか色々ありますし、実際に電話アプリの例では、黒電話の音を録音して使ったりしているようです。これも、アイデアのコンセプトに合わせて考えて作り込むとこうなっていくんでしょうね。なかなか興味深いです。素材も3Dソフトで作ったりイラレで作ったりですが、今後も端末の解像度が上がったりするでしょうから、拡大とかが楽な形式で作っていくと良いようです。
第5章は、UIを考えていくんですね。機能美を考えましょうと、良いものは美しいと。プログラムも良いものは美しく見えると。良いプログラムが美しいわけではないですが、美しいプログラムは悪いものでは無い的な。デザインも同じで論理的に考えてできるんだぜて事ですね。
UI設計では、機能配置、画面構成、状態遷移を設計していくようです。Androidでは、画面のActivity、ダイアログ、メニュー、設定画面とかに分けていきますよね。2.3までとそれ以降でメニューの考え方は変わってしまうかも知れませんが、なかなか興味深い。
プログラマ視点では、装飾は後でとか考えがちになってしまいますけども、利用者視点では装飾が途中で変わると再度学習しなくちゃいけなくなるから、あまり良くないそうです。たしかにそうなんですけれども、そこは非常に難しい問題ですね。
目次
- 第0章 はじめに:アプリ開発のプロセスを知る
- 第1章 アイデア固め
- 第2章 実現可能性の確認
- 第3章 アイコンデザイン
- 第4章 リソース作成
- 第5章 UI(ユーザインタフェース)設計
- 第6章 レイアウトXML作成
- 第7章 アーキテクチャ設計
- 第8章 プログラミング
- 第9章 アプリ作りの仕上げ
- 第10章 Android Marketへのリリース
- 第11章 フィードバック分析
- 第12章 おわりに:次なるアプリ開発に向けて