- 作者: 岩松信洋,上川純一,まえだこうへい,小川伸一郎
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2011/10/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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第I部では入門編となっていて、一人で開発する場合のGit利用と、複数人で開発する場合のGit利用の解説になっています。それぞれストーリーを説明して、それに関連するGitのコマンドについて詳しく解説しています。複数人での開発でも結構色々とやらないといけないことがあるんだと。結構敷居高いなぁと思った次第です。なかなか難しそうです。
第II部では発展編となっていて、Gitを大規模プロジェクトで利用する場合の解説になっています。ここまでくるとちょっと本だけではキツイです。実際にやってないとイメージ沸かないかなぁと言う感じですかね。こちらも第I部と同じようにストーリーとコマンドの解説と言った流れになっています。
第III部は応用編となっていて、ブランチやマージの使い方や戦略的なものや、リポジトリの公開方法、他のツールとの連携やSubversion等との連携などが解説されています。この辺りはすぐにでも使える方法ですし、イメージしやすいのですんなりと理解出来るかと思います。
個人的にちょっとレベルの高い本だったかなと思います。Gitを知る上で1冊目ではない方が良かったかも知れません。他の本を読んだことはないですが。なので、機会があれば別の本も読んでみようかなと思う次第であります。
目次
- 第I部 入門編
- 第II部 発展編
- 第7章 Gitを使った大規模プロジェクトに挑戦してみよう
- 第8章 大規模プロジェクトでよく利用するGitコマンド
- 第III部 応用編
- 第9章 Gitのその他の使い方
- 第10章 リモートリポジトリの作成と公開
- 第11章 開発プロセスとの連携
- 第12章 他のバージョン管理システムと連携する
- 第13章 Gitリポジトリの中身を見る
- 第IV部 付録
- 付録A Gitのインストール方法
- 付録B 周辺ツールとの連携