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アジャイルサムライ-達人開発者への道- その3

アジャイルサムライ−達人開発者への道−

アジャイルサムライ−達人開発者への道−

第3部はアジャイルな計画づくりについてですね。
第6章はユーザーストーリーを集める。自然言語と言うのはものすごく難しい。日本語以外出来ないけど、日本語はほんとうに曖昧ですよね。そして、言った言わないの議論になっても仕方がないですね。そこでユーザにとって価値のあることを列挙していきます。技術的な用語を使わないで顧客に意味がわかるようにしておきます。非機能要件もわかりやすくあげます。そして、このユーザーストーリーはそれぞれが独立していて、大きすぎずに見積もれて、テスト出来る事が大事になりますね。

第7章は見積り:当てずっぽうの奥義。見積なんてものは、実際にやる前に作る物なので、正確でないことが当たり前です。概算段階では本当に適当ですよね。ユーザーストーリーごとにそれがどれくらいのものなのかを考えます。相対的なものでよく、それが何ポイントなのかを見積ます。細かくやってもあまり意味が無いので、3つくらいの大中小の程度で割り振っていきます。プランニングポーカーなどを用いて、みんなで見積ましょう。みんなの納得感が大事です。みんながそろったポイントを採用しよう。

第8章はアジャイルな計画づくり:現実と向きあう。見積もったものは適当にあてずっぽうなので、それを実行に移すときにずれるのが当たり前ですね。そのズレは速度、ベロシティとして考えましょう。5ポイントとして見積もったものが実際はどれくらいなのか。それを反映させていくのですね。速度がわかってくれば残り時間からどれくらい出来るのかもわかってくるでしょうね。顧客にとって、作り手にとって重要優先順位をつけてマスターストーリーリストとして、スコープを柔軟にしておくことで、厳しい時の調整も出来るようになるんですね。

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