Webエンジニアのための データベース技術[実践]入門 (Software Design plus)
- 作者: 松信嘉範
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2012/03/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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別に受けたいわけじゃないけど、会社に言われてデータベース技術者の試験を受けます。試験勉強が好きじゃないので、この本を読んで勉強した風に振舞っておきますね。
合格したい人は、ちゃんと試験対策をした方がいいと思います。
第1章は、データベースってのはシステムで大切なもので、データベースないと困るよって話です。小規模ならエクセルとかでいいじゃん!まぁ、そうなんだけど、競合したり、ファイル壊れたりとか色々大変だよね。ってこの本読む人が理解してないわけないけど、導入として書かれてます。
第2章は、普通のRDB本ならテーブルの話から始まると思うけど、この本ではインデックスの話から入るんですね、新鮮な気がします。それなりの量があるデータの中から必要なものを抽出するときに、全部読み込んで調べるってのは非効率的なので、インデックスがないと厳しいよ、と。そこから、そもそもインデックスってどういう事なの?どういう仕組なの?ってのが概説されてますね。B+Treeインデックスとか、RDBMSとかではどうしてるの?って話ですね。
あんまりDB関連の書籍って読んだことないし、そんなにDBに強い方じゃないですが、面白く読めます。あんまり知らないからこそ楽しく読めるのかもしれません。目次を見てもなかなか興味深そうですよね。
目次
- 第1章 データベースがないと何が困るのか
- 第2章 インデックスで高速アクセスを実現する
- 第3章 テーブル設計とリレーション
- 第4章 SQL文の特徴とその使いこなし方
- 第5章 可用性とデータの複製
- 第6章 トランザクションと整合性・耐障害性
- 第7章 ストレージ技術の変遷とデータベースへの影響
- 第8章 データベース運用技術の勘どころ
- 第9章 MySQLに学ぶデータベース管理
- 第10章 MySQLのソースコードを追ってみよう
- 第11章 データベース技術の現在と未来
- 第12章 ビッグデータ時代のデータベース設計