9月の14日と15日にAWS Summitに行って来ました。メモの量が大量すぎて、まとめられてないです。
とりあえずは、面白かったCDP アンチパターン編を投下しておこうと思います。
クラウドデザインパターン CDP アンチパターン編
- アンチパターン
- 負荷テスト急発進アンチパターン
- ELBはELBのあるように動作
- ELBのオートスケール特性を知らない
- ELBを使ったWebサービス等で性能を測るための試験を行う際に、バックエンドサーバには余裕があるのに、クライアントには503が届く。
- ELBは負荷分散の為だけにある。なので、その下にあるサーバに対して行えば良いのでは?
- テスト前にプレミアムサポートに相談して、負荷をかけてくださいとお願いしてください。
- CloudFrontを使わないアンチパターン
- 日本国内向けだけでも使えます
- 配信先が日本だけなので要らないと思っている
- キャッシュ設定を嫌う
- HTTPのアクセスピーク時に帯域が律速に。CPUやディスクに余裕があるのにサービス出来ない。
- S3のレスポンス(200−500ms)が遅いと文句を言う。まぁ、早くはないですけどね。
- CloudFrontで出来ますよ。
- オリジンサーバのキャッシュ制御を適切に設定する。CloudFrontが見て適切に処理してくれる。
- リージョン勘違いアンチパターン
- 消化不良アンチパターン
- インフラ塩漬けアンチパターン
- 構築したきり、インフラの見直しをしない
- 昔の知識で止まっていると、見直しをしない。
- キャパシティの過不足も放置したまま利用している
- 一時しのぎで選んだサービスをそのまま使い続けている
- サービスは四半期に1度は見直すこと。
- 新サービスや新機能が助けになることがあるので、AWSの営業に相談してみよう。
- ノーガードアンチパターン
- 作戦ならばよし
- セキュリティグループやNACLをめんどくさがって全開にしてしまう
- 思わぬ攻撃をうけてから初めて気がつく
- 本番環境、開発環境は分離しましょう
- 開発環境でノーガードにする分には問題ない。それはノーガードではいいですけどね。
- 簡単な方法は、アカウントを分ける。VPCを分ける。セキュリティグループを明示的にわかるようにする。
- Trusted Advisorによってサポートも受けられる(月100万払う人たち向け)
- オンプレキャパプラアンチパターン
- システムの利用予定期間内ずっと使えるだけのキャパシティを確保
- 5年先に必要だからといって
- EBSのボリュームを最大1TB確保する
- Provisioned IOPSを1000にする
- 大きすぎるインスタンスを使用する
- 使用するリソースは順次拡大していきましょう、そうするような設計にしましょう。
- リソースは定期的に見直すこと
- S3勘違いアンチパターン
- EC2 一神教アンチパターン
- 片寄せアンチパターン
- IPアドレス信者アンチパターン
- トラフィック心配性アンチパターン
- 机上の空論アンチパターン
- JUST DO IT
- サーバ発注して、システムデプロイ、納品の硬直したループにはまっている
- 動作確認をしない
- 事例のキャパシティプランニングに時間をかけすぎる
- ともかく、小さく試してみることが大事である。
- まとめ
- システムの規模に合わせた可用性を持つシステムを構築かのうにしてください。
- 低コストで耐障害性の高いシスエムをつくろう。