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グラス片手にデータベース設計 生産管理システム編 その5

グラス片手にデータベース設計 生産管理システム編 (DB Magazine SELECTION)

グラス片手にデータベース設計 生産管理システム編 (DB Magazine SELECTION)

Capter10は、品質管理についてですね。食品では食中毒とか、異物混入とかあったりして、回収騒ぎになったりしますよね。車とかでもリコールとかがあったりします。その時に、いつ生産されたもので、どの程度の製品に影響があって、どこに出荷されたものであるかがすぐわかれば回収したり、食べないで下さいって連絡することも出来ますね。で、影響範囲はロットトレースで管理するようです。また、出来上がった製品を検査して、検査結果を入力することで、どこの工程を改善すればよいかとか、どれだけ多めに作ればいいかとかを分析出来るようになるわけで、生産管理には必要な仕組みなのですね。

Capter11は、原価管理についてですね。製造業は作った物を売って利益を得るわけですから、価格を決めなければなりませんね。価格を決めるには、いくらで作れるかがわかってないといけません。赤字になっちゃいます。もちろん、製造に関わる原価だけでなく、販売にかかるものもあるのですが。製造原価には直接費と間接費があります。そして、それぞれに対して、材料費、労務費、経費があるんですね。それぞれに対してどんなものが入るのか把握しなければならないですね。もう一つ、標準原価と言う目標値と、実際原価と言う実績値があります。目標を立てて、実績と比較して分析したりして改善していく、より安く作っていくような取組をして運営されますね。

Capter12は、まとめになるんでしょうかね。作っているものによって、呼び方や言葉が違ったりするのでしょうが(原料と材料とかね)、それぞれに特性がありますよね。売り方、買われ方によっても取り扱うデータは異なるかと思いますし、どう設計していけば良いのか異なります。それぞれに良いやり方があるはずですので、それを忘れてはいけませんね。そして効率の良い生産管理が、効率の良い生産に繋がって、企業の儲けや、ユーザの利便性等に繋がって行くのですね。開発者はそれを助けると言う気持ちを忘れてはいけないですね。