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グラス片手にデータベース設計 生産管理システム編 その4

グラス片手にデータベース設計 生産管理システム編 (DB Magazine SELECTION)

グラス片手にデータベース設計 生産管理システム編 (DB Magazine SELECTION)

Capter7は、購買管理の中でも外注委託に関するところですね。ひとつの製品を作るのでも、塗装だけを外注するとかと言うことがあるようです。購入ではなく、途中まで作ったものを、支給して、加工してもらったものを納品するんですね。支給も必要な数だけ支給出来ればいいですけど、そうもいかないものもあって、今支給先に在庫がいくつかある場合もあって、それも管理しなければならないですし、無償で支給するものもあれば、有償で支給したり、過失で壊した場合には有償になったりとあって、こちらも複雑です。

Capter8は、工程管理になります。生産計画をしたら、必ず実績を取らないといけないですよね。どの材料をどれだけ使ったのかですね。難しくなる要素として、材料が個数とかで数えられないような、キログラム単位とか長さだったりするところですね。材料の端っこの素材は別のものに使えたりとか、残った長さによって使えるものと使えないものがあったりしますね。なので、このあたりまでをシステムで自動的に判断することは難しいので、人間が判断したり、実績入力することになりますね。

Capter9は、何がどんだけあるのかって在庫管理ですね。入荷したり、材料として消費したりで在庫が変わります。また、外注委託した場合の支給でも在庫が変化しますね。消費期限のようなものがあるものもあるので、こちらも管理する必要があります。で、システム上の在庫と実際の在庫にズレがあることがあります。入力ミスだったりで、計上の数や対象が変わってしまう。差が多くなると、生産出来ずに納期に遅れるようなことがあったりしますので、実際の数とシステムの数をあわせるための作業が棚卸になるんですね。そして、その結果を入力して補正すると。奥深いのですね。